7首つりな恋人~今助けるからな!!~(柏原)
~柏原 IN 障害物競走~
まさかのだ……
まさかのだ……
―さかのぼること 30分くらい前―
「靕~!何番~?」
「100」
「あ、じゃあ同じ組ぢゃん!あたし106~(笑)」
―現在にいたる―
組の最初のコースと最後のコース。
マジアリエナイ。
なにこれ。
おかしいでしょ。
「今回の障害物は……」
また変「平均台!!」
ふつうじゃないか。
「&物食い競争!」
そうですか。
ヨーイ! パン。
ワァーーーー(走)
ワァーーーーー(平均台終了)
俺は現時点で2位
1位はもちろん花鈴。
ちなみに男5人女1人。
この身体能力は普通反対だよな。
ワァーーーーー(走)
ワァーーーー(走)
ハ!(気付く)
ポテチ!!(感動)
あんな首つり状態で(驚)
死にそうじゃないか(悲)
ワァーーーーー(激走)
「ヤバ!靕においこされる!」
まだしゃべれるんだ、花鈴。
応援席は熱い声援に包まれ、
俺は
救助一心で、
ポテチ(うすしお)のもとへ
バリッ(飛)
モグモグ(走)
ピタッ(止)
「「柏原――なんでとまるんだーー!!」」
「「走れー!!あきらめるなーー!!ユーキャンドゥーイット!!」」
おいしい☆
美味☆☆
なにこのうすいお最強じゃん
「パンパン」
あ、花鈴がゴールした。
負けたけどいっか。
うしろの奴らパンやらいろいろ食うためにペタペタとんでるから歩いてしまえ。
「パン。」
ゴール。あまりにもあっけない。
応援席からはバカじゃないのという視線。
いいじゃないか。
「食べ歩きはとーっても、イケナイことです」って
昔言われたじゃん、な?