6破たんした授業中盤(工藤)


ピンポンパンポーン!
「生徒会長の権限により、本日、3年生の授業は停止にしまーす。」
という聞き慣れてしまったソプラノボイスの側で、
「工藤、そんな権限はないぞっ。」
という3年1組の担任の声が聞こえたときは泣きたくなりました。


我がクラスは『ほうかい』しはじめました。
ごめんなさい。もうかんじをかく『きりょく』がありません。


まず『水林さん』がきているのがおかしいのです。
(あぁ、きりょくで『すいりん』をかけました)
あと、『師匠』のおねえさまもはじけてらっしゃいます。

エイリアンのお兄さんとハツは『いきとうごう』して数学の『じゅぎょう』を、
エイリアンがティーチ(えいごもかけそうにありません)する『柊星の文化』のじゅぎょうにしてしまいました。
エイリアンは教卓の上でなにやらよくわからないブンカのせつめいをしています。
きょうばかりは『どうじょう』しましょう。


『佐伯 花鈴』さんはきっととなりのヘイワなクラスでじゅぎょうをうけているのでしょうね。
うらやましいかぎりです。
せんせい……そんなこまったかおでわたしをみないで。
どうしようもないのですから。



もう ワタシ だめです。
きりょくがもちません。
さよなら、みなさん。
ねがわくば

「マトモナクラスを」









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