3憐れなるビリー(ムッキムキ)(行灯)




水林は何故か、王子様……ではんく、知らない男子をつれて戻ってきた。
その人に対して、水林は怒ったように何か言っているが、
その男子はニコニコと嬉しそうに水林と踊っている。
……ふぅ、よかったね、水林。



そして、ボクはどうしようか。
振り返るとおビリーが親指をたててニカッと笑ってきた。
スルーした。
後ろでビリーが嘆き悲しんでいて、ピ力チュウやバイオレッタが慰めている気配を感じながら、周りを見た。
皆楽しげに踊っている。


……の途中で、ガツガツと食べ物にかぶりついている、メガネを見つけた。
「……何してるの、紅葉。」
「ふぁ?ふぉーふぁへひふぉ

「食べてから喋って」


「で、なんだ孤独野郎。」
「……やっぱいい。」
「おこるなよ!」
「……お……踊ろうよ。」
「は?」
「だからっその…ほら、紅葉だって相手いないし、その白衣もタキシードみたいに見えるしっ……!」
「はー…ヘェ〜(ニヤニヤ)よーし、じゃ、紅葉おばさんと踊るか(ニヤニヤ)」
「……ふん。」





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