4イアンにして奇跡
その出会いはまさに衝撃でした。
ニッ、ニーハオ、イアンです。
作者‘sの趣味によって中国風です。
時は昼時。僕は吹部の手伝いです。
(あ、いってなかったけど課題曲11曲のうち4曲は舞台発表だよ。)
そして、僕は出会ったのです。あの奇跡の歌声に。
彼の名前は“フリードリフ・C・ケネディ”
容姿は体長10cm、ヒヨコの様な羽毛。鳥である。
顔は某持ち運び可能のふりかけのヒヨコ空容器の中で最も愛想がないと思われるもの(周愛用)にそっくり。
名前は僕の……3倍かな?
すごいね、最近の動物。
うなギーもしゃべるしね。
なんか人間を超えたよね。うん、ただもう僕には勝ってるなって。
それだけだよね。
まぁ、それはいいんだよ。
なんと彼は鳥の身にして歌えるのです!!しかもめっちゃうまい。
僕、人生であんなキレーな“アメージンググレース”初めて聞いたよっ。
(以上のこれまでのお話)
アッ、アニョンハーセーヨ!イアンです。
しきり直していきましょう。(ただ単に筆者が何書くか忘れただけだよっ。)
ただ今、僕は吹奏楽部の発表も終わりダンスパーティーまでの間にフリードリヒ君?に会いにきてみました。
だってね、あんなに感動したのは、本当に初めてだったんだよ。
「[フリードリヒ様]」
おっ、ここが彼の楽屋だね。
ギギィーーーーーーーーーーー。
「しっ、失礼します。さっきまで演奏していた影賀です。フリードリヒさんはいらっしゃいますか。」
「すまないな。フリードリヒは今、寝ている。用なら俺が聞こう。」
そこは、校長室よりも大きいであろう椅子に座った黒髪の少年と、その少年の膝に座ったフリードリヒ君?が。
「俺は五木葵(いつきあおい)。フリードリヒの飼い主だ。」
「イッ、じゃなかった影賀薄です。よろしく五木君。」
周とかのせいで今、自分の名前“イアン”っていいそうになったんだけど。
なんかなーーー。なんかさーーーーー。
「五木君ではなくて葵で構わない。よろしく、薄でいいか?」
「構わないよっ。全然。むしろ呼んでっ、僕の名前呼んであげてっ。」
なんか僕。友達できたっぽいよ。
ついにできたっぽいよ。やっと……やっと……やっと。
「薄、顔がこわれている。大丈夫か。」
「あっ、いや、ゴメン。なんかさー僕、友達っていなかったから。これって友達かなって?友達なのかな僕ら。
これでNOっていわれるキャラ=僕なんだけど。」
「と…もだち。俺もフリードリヒ以外にはいなかったから。嬉しいよ。」
「ほっ、本当?」
ヤッターーーーーー!!友達Get!!!
なんか微黒天属性な気がするけど。
いいよね、そんなこと。
「ムッ、誰ジャ オヌシ。」
どこかから、やたら昔の言葉が聞こえてきた気が。
「オヌシ。オヌシニゴザル。オヌシ。」
声がだんだん近づいてきている気がするけど……。
「薄、用があったんだろ。コイツがフリードリヒだ。」
……。
……。
「某、フリードリヒ。フリードリヒ・カーネル・ケネディにゴザル。
オヌシ、名はナント申―す。」
……。
……。
……。
ツッコミどころが多すぎた。
To be continue……。