6愛のレッスンver.水林




「見てください弥夜!!ほらほら、えーっと……周先パイがパシらせている……
えーっと……ある先輩がこぉ〜〜んなドレス作ってくださたんです!!」
「おー!!すごいね、弥生姉ぇ!!」

「ふふふ……このドレスを身にまとい……
ダンスパーティーの夜、月と満点の星だけが私と王子様の観客です。
そして、タキシードを着た王子様が振り返り、
『さぁ、弥生……いや、僕だけの姫の弥生……僕と踊ろう?』
おそるおそる手をさし伸べると、王子様は柔らかな微笑みとともに、
私をひきよせ……そして 2・人・は!!キャーーーーーー!!!」

「おぉおーーーーー!!弥生姉ぇーーーー!!最高!!いいよ!!ねぇねぇウチもそれに行ってもいいの?」
「弥夜ですか?えぇ、いいと思います!というより人数多い学校なのできてもバレないと思います!
(作:いいのかそれで)」



―そして王子様と私の愛のレッスン(回想)―

「王子様、いいですか。ダンスというからにはおそらくワルツがメインでしょう。
ワルツとは4分の3拍子。つまり、アン・ドゥ・トゥロワ。
このワルツの発祥となるのはーーー。」
「うん。1・2・3ね。……というより、この物騒な縄で僕を縛っている状況を何とかしてくれないと困るんだけど。」
「あぅ、忘れていたのですぅ〜。」
「(何故これを忘れる……)」
「ではでは、練習スタートですっ!」


〜3hours later〜
「……もう……っ水林……休けい……(ゼィゼィ)」
「ダメダメですぅ〜!ただ私にひきずられてるだけじゃないですかぁ〜!
」 「だから僕は盆踊りしか」
「いいえっ!私は決めたんです!

私は王子様を立派な紳士(ジェントルマン)にさせてあげるのですっ!」


「………。」

=回想終了=




「という感じです。絶っっ対王子様を紳士にします。あぅあぅ〜!」
「うん、絶対うまくいくよ!」
「……ところで弥夜。こんなものがおいてあったのですか……」
机の上に、黄色のリボンのカチューシャと、セーラー服と、『SOS団』という……
「うわぁぁあ!ちがっ……これはちがうんだよっ!!」
「そっ……そうですよね。まさか弥夜、貴女オタ……」
「そそそそんなことない!!ないよ!!」
「ですよn「そんな弥生姉ぇのツインテールが初音ミ○みたいだなぁとか、ネギもってコスプレしてほしいなぁとか、それだったら私リンたんやりたいなぁとか、ダンスパーティー会場の人ごみんんて、戦場(コミケ)に比べたらどうってことないとか………

思ってないんだからね!」

「何か逆に欲望をさらけ出しすぎてヒくにもヒけませんが?」



バンッ
「弥夜姉ぇーーー!!また僕の部屋に、美少年同士が裸で絡み合ってる本を置いてたでしょゴハァッ!!
「んー?どうしたのかな弥勒クンー?そう、そんなにウチと隣の部屋で
じ っ く り と話し合いたい?だったら、骨の隅々まで話し合おーね☆(ゴキゴキバキィ……)」
「痛い痛い痛いーーーー!!やめ……やめて、弥夜ねぇやぁぁああーーーーーー」


弥勒の叫び声が遠くから残響として聞こえます。
……弥勒、あなたのことは、決して忘れます(ニッコリ☆)
何トカ先パイが作ったふわふわドレスをぎゅう、と抱き締めました。


あぅあぅ、楽しみなのです〜!




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