4中等部平凡市民の受難(行灯)


あぁ……3学期始ったな……
なんで溶きがふっとんだのをだれもつっこまないんだろう。
『それは触れちゃいけないんですよ、ユキトー』
「そうだね、クラゲさん。」
クラゲさんがいると、涼しくて気持ちいいよというと、彼または彼女は優しげに微笑んだ。


さて、話は戻る(何処に)
新任は、地球外(略)の壱号機そっくりだった。
……うーん、参号機かな。
まぁ白衣が増えたね、紅葉。
と思っていたら血走った目の、例のニコチン中毒者が目の前をフラフラと通りすぎた。
そろそろ七不思議になるよ貴方。


「…あ。」
「……凡庸王子。」
「王子はつけないでほしいです、切に。」
さっき、水林がリア○鬼ごっこしてたから逃げてきたんだろう。
まぁ、ここ(階段の踊り場の下の……まぁ穴場)だったら見つからないしね。
スペースをあけて、どうぞ、と場所を空ける。
小市民王子は、「ありがとう」といって、座った。残暑か、体力がないのか(*多分どちらも)息が切れている。
そして、ふっと、水林から前、カ○リーメイト(メイプル味)をもらったのを思い出した。
確か、『かしですよ』っていってた。



そっと、クラゲさんの耳に口を近づけると、クラゲさんはふわりと飛んでいった。
水林の王子は気づいてないのかボクをみても少し首をかしげただけだった。
だから、ニコリと普段は見せないような笑みをした。


平凡王子の死亡時刻まで後2分。




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