4俺はポテチのためならなんでもできる(柏原)



転校生(*エイリアン)が、俺のポテチをさんざんに食い荒らした。
「くっそ……。あのエイリアンめが……」
俺はポテチのためにどれだけ愛を注いでいたのだろう。



遠くの図書館からはエイリアンの遠吠えが聞こえる。
「うざい。」
けっこう大きな声で言ったつもりなのだが、皆に聞こえなかったらしい。
誰も反応してくれなかった。


「はっ……。」
「どうしたんだ?」
「俺のポテチ……あいつに渡したまま返ってきてねぇ。
 ヤベェ……俺のポテチー!!」


俺の頭にはポテチの袋しかなく、他のやつらホッポってそのエイリアンのいる場所へ向かった。



○   ○    ○



「俺のポテッ……チ……」
「にょ?」
そこにあったのはエイリアンとからの袋(*ポテチ)。


「死ねーぇ!!」




俺とエイリアンの死闘が始まった。まぁ、俺が勝ったけど。
さすがに金は持ってるだろうと思ってポテチを買えとパシろうとしたら、
「どうやって買うのだ?わからないが?」


……仕方がないので二人で買いに行く。


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