1世界は裏で動いている(工藤初音)


どうも、工藤ハツ生徒会長様です。
今、無事に2年生のみんなを弥生ちゃんの頼み通り体育館に届けてきました。


きっと、『おどした』とか思われてそうだけど、
実際は『どの道を進んでも体育館にしかつかない』魔法かけただけなんだよねぇ。


周は逃げ切ったみたいだけど、今パッシーにつれていくようにいったから大丈夫でしょ。
何だかんだいって、周ちゃんは押しに弱いから。
特にパッシーのはねぇ、同情なのか、他の感情かはしらないけど。


あぁもう、会長って本当つまんない。
なんで周ちゃんの学年だけあんな面白いのかしら。
そのうちいやがらせに、
『体育館の飲食禁止の強化』とかいう案だしてやろうかしら。
それで、周ちゃんの目の前にチョコを並べるの。
あっ、柏原君でポテチもいいかも。
やっ、でも柏原君はボケだしなぁ。(なんていうか変な子よね。)


はぁぁぁ、私も遊びたいっ、遊ぶの、遊んでやる。


「あっ、いーものみっけ。」
机にあった運動会の特別種目。
これはいい暇つぶしになるかもね。


「さーてと、周ちゃんで遊ぼっ」
何て書いたのかは秘密だよっ。
きっとそのうち分かるしね。


まっ、こんなふうに世界って裏で動いているものなのさ。
ごめんね、周ちゃん。



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