4混乱の3分前(柏原)
数学。
俺は真面目に受ける、つもりだった。(親来ないし。)
「王子様ァァァァ!!」
(は?)
ふと後ろを見ると、赤面してニヤけてる(あくまでも柏原視点)水林弥生が。
「おい!お前な「クソ先輩はしゃべらないでくださいませ。」
(はぁ??わけがわからない。)
柏原はとりあえず前を向いた。
1番後ろだから皆が何してるか見える。
ん、3分前だ。
うん、特に何もしてなかった「やっなぎ〜!!」
「にょおおおおおおおおおおお!!」
「兄ちゃんは来てやったぞ!あれ、その叫び声、兄ちゃんがきてうれしいの「消えてくれにょお!」」
「愛しの兄ちゃんに何をいっているんだ!」
えーっと、状況がのみこめないのだが……
あ、柊やなぎが抱きつかれそうだ。
いまだに廊下で鬼ごっこをしている。
1分前。
わざわざ教室を出て聞いてみた。
「おい、あれ、お前の兄貴か?」
「認めたくないのだが、そうなのだにょ!」
戻ろうか。俺には関係ないし。大変そうだが。
キーンコーンカーンコーン
授業、始め。