1あの努力の日々を無駄にした男、1名。(水林)
色とりどりのドレスを着た皆さま。
あぅあぅ、後夜祭――――――――ダンスパーティーの始まりなのですぅっ!
「ユキトー!見てください!どうですか 可愛いでしょう、はうぅ〜!」
「へぇ…似合ってるね…」
「あぅ?どうしたのですか…って!ユキトーも何故ドレスなのですかぁ!?
てっきり貴方はタキシードとかそこらへんかと……」
「…中等部生徒会長が気がきかなくてね……ビリー以外皆ドレスなんだよ…ビリーと踊れとでもいうのかい……」
あぅ、でも似合ってるです、ユキトー。白い細身のドレスに、繊細なフリルが控えめに作られていて……
イアン先輩、すごいのですぅ…!
……けど、ユキトーの後ろにいるムキムキにタキシードは、似合わなさすぎですぅ…
(*白い歯輝くビリーです。)
「ところで水林。」
「あぅぅ?」
「君はイースター島(在住ラノララク)の王子様と踊るのかい?」
「なっ!ちっちがいますぅ!モアイなんかが私の王子様じゃないのですぅっ!!
王子様は、あれは、私とのキスが恥ずかしくて、ああいうことをしたのですよ?(うっとり)」
「……君みたいなポジティブシンキングに世界の人々がなったら、 絶対平和になるだろうね(ニッコリ)」
あぅあぅ?よく意味がわからないですぅ……
けど、とりあえず、ほめられてない気がするのですぅ……。
「王子様とは、足の運び方からターンまで叩き込みましたからねっ!」
「大変だね。」
「いいえ!それは、私と王子様は2人の世界になるための……はぅぅ〜!!」
「その王子様、なんか置手紙してる風だけど。」
『水林へ。