4午後の初等部生in屋台巡り




どうも、冂です。
ただ今小学校のお遊戯会文化祭をサボって抜けて来たところです。
あんなくだらないお遊戯会よりは中高の文化祭のほうが楽しいですよね。
(ふさわしくない表現は割愛したわよ:紫)


一介の私立学校の文化祭とは思えない屋台の多さなのです。
周りから焼き鳥とかウィンナーとかの煙があふれてきます。
タコスとかフィッシュアンドチップスとか良く分からないのが売ってるのは何故ですか。
日本ですよねここ……あ、流しそうめんやってる。


紫姉と待ち遭わせ……いや、待ち合わせをしているので探してるんですが、いません。
さっきから歩いてるんですが。
…持病の方向音痴が出たですか。
放っといてもう勝手に回ろうかな、と思ったその時。


「いやぁぁあ!限定もののフィギュア!」
紫姉の(様な)声(というか発言)が聞こえた。

「………紫姉?」
振り向くと、ショートカットの元気そうな女子生徒が絶叫していた。
……うん。紫姉はあんなに若くなかった筈。
世の中には似たひとがいるもんだなぁ、と向きを戻した。ら。
紫姉が、いた。
にこにこ微笑みを浮かべて、いた。


「だ・れ・が・若くないって?」
心の声を聞きとられてるし。エスパー?エスパー伊東?(違


「違いますよーそんなこと言ってませんよー?紫姉さては幻聴ですか?年ですね……」
「ピチピチ20代の紫お姉さまに何?」
「ピチピチって死語ですよ紫姉。」


笑顔で睨みあう見つめあう僕と紫姉。
……この先が少し不安になりました。




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