4恋は盲目☆逃がしませんよ、(水林)


先パイがクラス分けについてすごく気にしています。


別にいいですー。
どうせ水林には関係ないんですぅー。


うー……。


前の先パイ方の壁をぴょんぴょん飛んで我が図書組のクラス編成についてみようとしていました。


叫び声が聞こえ、ふと斜め前をみると、佐伯先パイが……。


先パイ、わかります。


恋 は 盲 目

   ですね☆


はぅぅ、ととびあがっていると、王子様と目があいました。


一瞬の内にお互いの思いをわかりあえるなんて……。
やっぱり、王子様と私は運命の赤い糸で結ばれているのですね!


「逃がしませんよ、王子様☆」



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