1メイド約2名(天馬)


天馬です。
「はぅぅ、どうですかぁ?」
「にょににょにににょーーーー?」
……。
この二人は何をしているのでしょうか。


「私はうさ耳ですぅ!!」
「ネコさんなのだ!!」
にょにゅにょとしゃべっていますが……。


弥生さんはピンクのフンワリしたメイド服。
縁が黒のフリルでふちどられている。うさ耳をつけている。
白い肌には似合います。


柊さんは銀色の紙をカチューシャではなくネコ耳でとめている。
同じくフワリとした白のパニエに上から空色のワンピース、
腕の所が膨らんでいる。銀色にはよく似合う、アリス的な恰好。


「お、王子様、どうでしょうか……?」
おそるおそるききました。


「あ?あぁ……似合うんじゃないか?」
ボボボッ!とほおが赤くなりました。


「じ、純情乙女ですね、弥生さん……」
星夜に相づちを求める。
「あぁ、あれで黙っていたならばな。」
「ぉっぉっ王子様に初めてほめられましたァァアーーーーーーー!!
 キャァアアァアーーーー!!!」


ブンブンと頭をふっています。
おかげでゆるやかにカールした髪がビシ!バシ!と、柊さんにあたっています!
だ、大丈夫でしょうか!?


「にょ。にゅ、みにゅにょーーーー!!」
キョ〜、と効果音をたてて、バタンと柊さんは倒れてしまっています。


グルグルとマンガのように目がまわっています。
……最初から、不安でいっぱいです。



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