1突如、幼なじみ登場


喫茶店。これはまた面倒なことをしなければならないのか。
俺はなにもしたくないと書いたつもりなのだが、

どうして「ポテチを売りたい」なんていうふざけた票が入っているのだろう。



だれかが俺の本性が分かっておもしろがって入れたのだろうか。
俺がこんなのを入れるワケがないだろう。



「ポテチを売りたい」=「恋人を売りたい」



アァッ……!!何という残酷な事をしてしまったのだろう。
コイツ最悪じゃん後でしめ殺すか。いや、ギロチンのほうが面白いかも。
ということで今日、俺は機嫌が悪


「〜!!」
……。
「ちょっと聞いてよ!」
……――――――――……。
「ねぇちょっ
「ウザイ。ダマレ。」
「へ?私なにも喋ってないけど……」


皆さん。コイツのことは忘れましょうか。


「どうしたの?……ん?模擬店?喫茶店……2人!?」
うるさいわ。フォルテ→フォルティッシモ→フォルティッシシモ
みたいな感じ(柏原君は音楽しかできません。あとは並です。)


「ねぇ、あたしがやってあげるよ!」
「え、いや。」
「なぜ(泣)!?」
「ウザイから。」
「……」
「お前に言っても仕方ないか。しょうがない。頼む。」
「ってなんかMだよねぇ」
「は?」
「普通はやってやるよっていうけどさ、ってば頼むって……。可笑しいねー!」


俺はMなのだろうか。
俺はMなのか。
そうなのか。


「じゃ、もいい。宜しく。」
ついでに、何回も出そうなのでなんか言っておきますね。
今の奴は佐伯花鈴(サエキカリン)、普通の人間……だと思う。
成績は常に上位、運動神経はもはや男子を超えてるわ。花鈴の相棒も対外だけどな。
そして金持ち。水林弥生ほどではないが、一応コック1人とメイド3人従えてるぞ。
そのせいでなー料理がなー……
なんか知らないけど幼なじみ。いや、あいつが勝手についてきただけだぞ。


「うん♪じゃあ楽しみにしておくからぁ〜!」
「どうぞご勝手にー。」


俺の機嫌は最悪だ。


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