4天然=KY的な空気破壊兵器(工藤)


「ねえー、師匠。花見行こうよ。」
「嫌です。くどい、何度も師匠と呼ぶなと言ってますよね。ハツと2人で行って下さい。」


こんにちは、周です。
本日は、朝からハツ&黒天(天然で黒いから『黒天』)コンビに会ってしまうという大凶な運勢のようです。


しかも、黒天は私を花見に行こうとさそってくるのです。
別に行くのはかまわないのですが……。
後ろからハツが“遠慮しろや”オーラをだしているのです。


それはそれは黒々しい(かがやかしい)オーラを。
黒色って濃くなると光るんですのね。


まあ、そんなことはいいのですが。


「ねぇ、光矢さん。周もいいっていってますし。2人で行きましょう!」
「そっ、そうしてください。私は邪魔みたいですし。」
なっ、なんなのですか。この修羅場雰囲気。


「邪魔っていえばどっちかといえばハツの方なんだけどなぁ。(周ちゃんくれば薄もくるし……)」


ギロッ。
黒天―――。といより天然バカーーーーー。
何してくれてるんですか、馬鹿なんですか。
ふざけんなですよ。


「そうだっ、ハツ。イアンを呼びに行ってはどうでしょう。久しぶりに4人で花見でもしましょうや。」


「なんで私「本当?ハツ、呼んできてくれるの?」」


おっ、ハツの殺気20%減。


「初音ちゃん、大好き。」
あっ、やった。
殺気100%減。


工藤周は生き残った。





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